霊能者による代行参拝

代行参拝のイメージ

最近は何でも代行を頼める時代です。神社やお寺への参拝を他人に代行してもらうこともできるのです。「お参りや願いごとに行くのなら、自分で行かないと意味がないのでは?」と、そう考える方もいることでしょう。当然のことながら、自分で行けるときは自分で行くのが良いことなのです。しかし、時間的、体力的、距離的といった様々な理由によって行けないこともあります。また、普通の人がお参りするよりも、霊能者に代わって参拝してもらったほうが、負のカルマを取り払うこともでき、何かといい結果になるという側面もあるのです。

日本にはもともと、「代行参拝」という慣習があった。

学校では教えられない歴史の一部ですが、寺社仏閣にお参りすることがとても今よりも身近な行為だった時代には、「身近な人や、霊能力のある人に代わりに参拝してもらうこと」は日本中でよく行われていることでした。

昔の日本人は、遠くへ移動する手段をほとんど持っていませんでした。馬に乗るくらいしか移動の手段がなかった時代には、庶民はどこへ行くにも自分の足で歩いて出向くのが基本だったのです。そんなハンデがあるのに、住み慣れた土地を離れて遠くまで行脚しながら(「巡礼」といった行為が今でも伝わっているように)お参りする人たちも、実は少なくなかったのです。

それでもやはり、そこまでできる人はごく少数派でした。むしろ、「とても真似できない」という人のほうが多かったのです。だから、代行参拝をお願いすることは大切なことだったんですね。そもそも寺社仏閣は、「近所のところだけにお参りすればいい」と考えられていたわけではありません。一生に一回は、有力な寺社仏閣(たとえばお寺だったら「本山」といった格式があります)へ参拝することが大切だと考えられていました。

そういった世情から、代行参拝の風習が誕生したのです。たとえば、本山のお寺に行く人が身近にいたら、代わりに自分の分も参拝してもらうのです。さらに言えば自分で行けなくても、霊能者などの霊感の強い人にお願いすれば、自分のこともお参りしてもらうことで神仏の力を、霊能者を通して受け取ることができたのです。

霊能力の高い霊能者が、依頼人へ神気を届ける。

霊験あらたかな寺社に行って、そこの神気をたっぷりと浴びたときは、霊能者の霊能力も大いに刺激を受けます。浴びた神気を送り届けることも、簡単に出来てしまうのです。ところで、霊能力の高い霊能者の中には、由緒正しい寺社に定期的に出向いて多数の依頼者のために参拝を代行している人もいると聞きます。

霊能力のある霊能者が代行できる参拝の幅は、実のところ広いのも知られていないことかと思います。「どんな霊能者にお願いするのか」によっても変わりますが、先祖や亡き人の供養であったり、先祖から受け継いでしまった負のカルマを浄化するための祈りであったり。それからもっとカジュアルなことを目的にした参拝、たとえば恋愛の成就や復活愛、あるいは仕事、受験のような人生の一大事の成功などの祈願でも、代行参拝を依頼することは可能でしょう。

もっとも身内の菩提をきちんと弔えていないような場合は、先祖からの負のカルマが伝わってしまう恐れがありますが、それだけではありません。不幸な巡り合わせが続いているような場合は、先祖から知らないうちに負のカルマを受け継いでしまって鬱積している恐れがあります。こうしたカルマを浄化するにも、代行参拝は良い解決策でしょう。霊能力の高い霊能者にお願いして、神気にあふれた寺社で参拝してもらうのは、とても理にかなっています。

それもできるだけ霊能力の高い霊能者にお願いすることです。霊能者は豊富な霊能力を駆使して、参拝したときに受け取ったエネルギーをあなたに送り届けて、カルマの浄化を助けてくれることでしょう。