サンキャッチャー

サンキャッチャーとは

サンキャッチャーのイメージ

サンキャッチャーの起源は古くからあり、北欧と北米のどちらかで生まれたと言われており、未だ謎に包まれています。サンキャッチャーは太陽の光が当たると虹のようなキラキラした光を生み出すことから、別名「レインボーメーカー」とも言われ、幸せを呼ぶ効果があるとされてきました。

サンキャッチャーはストラップにガラス玉のような球体をつけ、天井から吊るすインテリアアイテムとして活用します。最近では太陽電池で動くモビールタイプのものも販売されたり、球体ではなく長細いクリスタル製のデザインだったりと幅広く販売されています。

使用されるガラスの種類

ソーダガラス

窓ガラスや瓶などに使われる素材ですが、原材料に炭酸ナトリウムが使用されているため、ソーダガラスと言われています。こちらの素材のサンキャッチャーは比較的安価で手に入ることができますが、少し濁ったようなソーダガラスは効果が半減します。また、色がついたものもあまり良いとはされていません。

クリスタルガラス

クリスタルサンキャッチャーは風水としてもかなり効果があり、カット模様がキラキラと反射して綺麗に見えます。クリスタルは透明度も高くなるので、サンキャッチャーとして最適な素材です。クリスタルは風水の五行的にもバランスが優れているので、良い気をうまく取り込むことができます。

サンキャッチャーの吊るし場所

サンキャッチャーは、どこに吊るしても良いというわけではありません。家の中に幸運を呼び寄せるものとして、飾り場所が重要なポイントになってきます。まずは部屋の中をぐるりと見渡し、柱や角があるかを確かめてください。そして角ばっている方向に寝室やリビングなど、リラックスする場所にあると風水的には「凶」を表します。リラックスしたいのになんとなく精神が不安定になり、ストレスが溜まってしまうのです。もしそのような場所があるのなら、柱や角の天井にサンキャッチャーを吊るすことで、邪気を取り除いてくれる効果を発揮するでしょう。

また、窓から見て、建物がこちらに対して角が見えるような状態も「凶」を表します。近隣の建物の角が窓に向かって建っていることで、「殺」の気が入りやすくなるのです。悪い気を部屋の中に入れないためにも、サンキャッチャーを窓に吊るして良い気だけを入れるようにするのが良いです。他にも湿気の多い場所や、お風呂場などに吊るすと効果を発揮します。

サンキャッチャーを吊るしてはならない場所

効果があるからといって、無闇にいくつもサンキャッチャーを吊るすのはNGです。悪い気だけではなく、良い気もちらしてしまうので注意してください。そしてサンキャッチャーを吊るしてはならない場所が、家の中心の天井です。家の中心は「太極」と呼ばれており、家運を左右する重要な場所となります。この太極にサンキャッチャーを吊るすことで、家の良い気を全てちらしてしまうことになりかねません。

また、玄関に吊るすと良い気が入ってくると思われがちですが、玄関は基本的にキラキラしたものを置くのはNGです。良い気を取り入れるどころか、逆に跳ね返してしまうので気をつけてください。

どのような形が効果的なのか

サンキャッチャーにはさまざまな形のものが販売されています。光の反射を利用して、悪い気を拡散させる形が効果的です。反対に、つるんとした光を拡散しないような形はあまり効果がありません。かえって邪気を取り込んでしまう可能性があります。

そのため、表面が細かくカットされているものが、良い気をちらしてくれるとされています。また、最近はおしゃれな雨のつぶのようなデザインがありますが、このタイプは気を上にあげてしまうとされており、綺麗に光を拡散させてくれません。家の風水に歪みを与えてしまうため、丸型が良いとされています。