心霊スポット

心霊スポットとは

心霊スポットのイメージ

さまざまな恐怖体験をもたらす心霊スポットとは一体どんな場所なのでしょう。そもそもなぜ心霊スポットと呼ばれるのでしょうか?心霊スポットの持つ危険性とともにお伝えします。

心霊スポットとは、不可解な現象が起こる、お化けなどが出るといわれている場所のことを広い意味で指しています。肝試しの場所やホラー映画で見たことがある人も多いでしょう。その場所はさまざまです。トンネル、ホテルや病院の廃墟、なぜか分からないけどいわくつきの場所・・・。多くは深夜に訪れるため、その恐怖感はより増加します。

なぜ心霊スポットと呼ばれるのか?

どうして心霊スポットと呼ばれるのでしょう。それは不可解な現象が起きる、ありえないものを見るからに他なりません。

  • 自分たち以外誰もいないはずなのに声や物音が聞こえる
  • 乗っていった車に人の手形らしきものがついていた
  • そこで撮影した写真や動画に不可解なものが映り込んでいる

こうした話を耳にしたことはありませんか?これが心霊スポットで起こる不可解な現象です。

どれも日常にはありえない出来事でしょう。しかし、心霊スポットではこうした現象が起きるとされています。体験がWEBや本、書籍などにまとめられることも増えたため、何らかのかたちで目にする機会も多いでしょう。こうした点を総合して、心霊スポットと呼ばれているのです。

心霊スポットの持つ危険性は4つ

よく、「心霊スポットに行かないほうがよい」といわれますよね。なぜ心霊スポットに行かないほうがよいのでしょう?その理由を危険性から4つお伝えします。

1.霊にとりつかれる可能性

心霊スポットには、浮遊霊や地縛霊など、関わりを持たないほうがよい霊が多く存在します。霊能力が高い、良い霊から守ってもらえている場合は、ほとんど影響を受けません。しかし、霊能力が低い、良い霊から守ってもらえていない場合、浮遊霊を家に連れて帰ったり、地縛霊から悪影響を受けてしまったりする可能性があるのです。

2.人の念に影響を受ける可能性

心霊スポットと名高い場所のほとんどは、多くの人が訪れた場所でもあります。なぜ行くのかといえば、その恐怖を体験するためです。しかし多くの人が訪れることで、そこに人の念が残ることも多々。それによって影響を受ける可能性があるのです。

たとえば、どこの学校にもつきものの怪談。これは「怪奇現象が存在して欲しい」といった学生の念が引き起こしている場合もあります。もちろん実際に怪奇現象が起こっている場合もありますが、人々の念によって何かしらの作用が起きている可能性もなくはないのです。

それは心霊スポットも同様。たとえば、

  • 夜なので暗いだけ
  • 廃墟となっただけ

と怪奇現象が起こる場所ではないにも関わらず、心霊スポットと呼び、怖い場所とみんなが思い込んだ念に影響を受け、怪奇現象が起きる可能性があるのです。

3.集団心理による恐怖

まれに、集団ヒステリーなどと呼ばれるような、神経過敏になる状況が生まれます。本当は怪奇現象が起きていないのに恐怖から、

  • 心身の具合が悪くなる
  • 幻覚を見る
  • 幻聴を聞く

などを感じたと思ってしまうのです。
心霊スポットを訪れるのは夜がほとんどですから、視界も悪く、正常な判断がしにくいですよね。それによりこれらが起こりやすくなるのです。また、一人がパニックになると、それは周囲に伝わります。そして、集団ごと恐怖心に負け、何らかの異変が起きたような心理状況になってしまうのです。

4.通報される可能性

知らない人も多いのですが、実は心霊スポットは現実的な危険が多い場所でもあります。まず建物や土地には所有者が存在するため、入ることで不法侵入となるのです。またそこで大声を出したり何かを壊したりすれば、近隣住民から通報される可能性もあるでしょう。また、心霊スポットをよからぬ場所として使っている人もいないとはいいきれません。 つまり、心霊スポットとは、行くことで何らかの被害にあったり、罪に問われたりする可能性が高い場所でもあるのです。また探索中、建物が自然に損壊してケガを負う可能性もあります。もしそこが山奥など人の来ない場所であったらどうでしょうか?救助は遅れ、命に関わる状況となり得ます。

4つの点から、「心霊スポットに行かないほうがよい」とされているのです。

心霊スポットに行く際心掛けること

もしそれでも心霊スポットに行くとなった場合は、万全の準備をしていきましょう。

  • お守りやパワーストーンなどを持っていく(霊的なバリアを高める)
  • 霊をバカにするような言動をしない(霊に襲われる可能性を低くする)
  • 心霊スポットにある物は絶対に持ち帰らない(霊に襲われる可能性を低くする)
  • ある程度の範囲を照らせる懐中電灯を用意する(視界を確保し、ケガを防ぐ)
  • スマホなどの充電をしっかりしておく(何かあった際連絡が取れる)
  • 冷静沈着な心を保つ(落ち着くことで判断力を高める)
  • 歩きやすい服装で行く(ケガや事故を防ぐ)

心霊スポットから帰宅した後、何らかの異変があったら、まずは様子を見ましょう。行ったことで精神がいっとき不安定になり、異変を感じる場合があるからです。しかし数日~数週間など長期間異変が起こる場合は、速やかに寺社仏閣や霊能力者のもとを訪れましょう。もしかしたら霊がとりついているかもしれません。心霊スポットをあなどってはいけません。正しい知識を持って、適切な行動を心掛けましょう。