霊格
魂のレベルを表す言葉
霊格とは、私たちの肉体に宿る、魂のレベルのことです。霊格は「高い」「低い」という言葉で表現します。私たちの魂は、何度も生まれ変わり、それぞれの人生での経験や知識は、魂に刻み込まれます。徳の高い行いを積めば、おのずと魂のレベルは上がり、反対に悪い行いを続ければ、それは業となり、来世でその罪を償わなくてはなりません。この霊格の高さが、その人の心の豊かさ、人生の幸福度にかかわってくるのです。
霊格の高い人と低い人の違い
では、霊格が高い人と低い人には、どのような違いがあるのでしょうか。霊格が高い人は、常に「今よりよくなろう」と上昇を目指し続けます。人と比べて一喜一憂することなく、人を妬むこともありません。自分の果たすべきことは何かを無意識に悟っており、困っている人がいれば迷わず手を差し伸べます。また、その人がいるだけでその場が明るくなるような、太陽のようなエネルギーの持ち主でもあります。
一方、霊格の低い人は、ネガティブ思考に陥る傾向にあります。自分の人生をよりよくするためには何をすればいいかなど、特に考えず、現状に不平や不満ばかりを抱きます。人の好き嫌いがはっきりしていて、人によって態度を変えることも。モノやお金、性愛にばかり目を向ける、物質主義的な考えの人が多いことも特徴です。
霊格を上げるには
霊格を上げることは魂の修行でもあるので、並大抵のことではありません。しかし、日ごろの生活のちょっとしたことで、霊格を上げることもできるのです。最後の章では、手軽に霊格を上げる方法をご紹介します。
家を片付ける
汚れた部屋は、汚れた波動を発しています。汚れた波動を浴び続けることで、その人が本来持つ魂の波動も弱まってしまうのです。部屋をキレイに片づけ、整理整頓するだけで、心も浄化され、霊的エネルギーが高まっていきます。
ポジティブな言葉を発するようにする
「どうせ私なんて」「あの時ああしていればよかった」など、自分を卑下したり、過ぎたことを後悔するようなマイナスな言葉を口にしてはいけません。言葉にも波動がありますから、なるべく前向きな言葉を口にして、プラスのエネルギーを享受しましょう。
霊格の高い人たちと付き合う
あなたの周りには、「一緒にいるとポジティブな気持ちになるな」と感じる人はいませんか? もしそういう人が身近にいるのなら、ぜひその人と会話をしたり、食事をするなど、一緒に過ごす時間を持つとよいでしょう。もし見つからなければ、新しいコミュニティに飛び込んでみるのも一つの手です。
霊格が上がる際には、大病を患ったり、大切な人を失ったり、失業をしてしまうなど、天からの試練がともなうこともあると言います。決して後ろ向きにならず、これを乗り越えた先に魂の成長が待っていると信じ、魂の修行に励んでください。