ドリーン・バーチュー

エンジェルナンバーの生みの親

ドリーン・バーチューのイメージ

ドリーン・バーチューは、エンジェルセラピーの第一人者です。エンジェルセラピーとは、天使からのメッセージを受信し、その言葉を信じ行動することで人生をより満ち足りたものにするヒーリング方法です。そのために、彼女は「エンジェルカード」や「オラクルカード」、数字の羅列が天使のメッセージであるという「エンジェルナンバー」を世に広めました。

ドリーン・バーチューの生い立ち

ドリーン・バーチューは、1958年、アメリカの形而上学者の家系に生まれました。小さい頃から透視能力に目覚め、人には見えないものが見えたり、天使の声が聴こえていたと言います。そのことを人にからかわれたことで、彼女は自身の能力を封印し、天使の声も無視することに決めました。

そんな中、彼女に転機が訪れます。1995年、「車の盗難に遭う」という天使のお告げがあったものの、いつものように無視していました。しかし、本当に事件が起こってしまいます。武器を持った男2人が彼女に迫った時、どこからともなく「大声で叫び、助けを求めて」という声が聴こえました。咄嗟にその通りに行動すると、その声を聞きつけた人たちが駆けつけてくれ、彼女は一命を取り留めたといいます。長年天使の声を無視し続けていたにもかかわらず、天使たちは彼女を見捨てていなかったのです。この出来事をきっかけに、ドリーン・バーチューは自身の使命を認識し、スピリチュアル界での活動を始めました。

現在は引退し、クリスチャンに

彼女は、守護天使からのメッセージを受信する方法を人々に伝え続けました。守護天使とは、私たち一人ひとりを護ってくれる目に見えない高次的存在です。守護天使は、常に私たちに向けてメッセージを発してくれています。しかし、日常生活に追われ感性が鈍っていると、その声に気が付くことができません。そこで、ドリーン・バーチューはエンジェルカードやオラクルカードを使ったメッセージの受信方法やエンジェルナンバーを考案。感性を研ぎ澄ませるためのワークショップや講演を多数開催して、「天使の声の伝道師」として多くの人々からの支持を集めました。

しかし2017年、ドリーン・バーチューは突然スピリチュアル界からの引退を発表。その理由は、彼女の前にイエス・キリストが現れたことにより、クリスチャンになったからだと言います。彼女のファンからは落胆の声も少なくありませんが、スピリチュアル界に入ったきっかけと同様に、彼女の中で大きな転機が訪れている証拠だとして、応援する声も挙がっています。