ストーンヘンジ

ストーンヘンジとは

ストーンヘンジのイメージ

ストーンヘンジとは、イギリスの南部にある巨大な石の遺跡です。1986年には世界遺産としても登録されているほど有名ですが、その巨大さや建造の目的など、多くは謎に包まれています。

巨石を並べた構造物、ストーンヘンジ

ストーンヘンジは、円形に直立させた石を円形に並べた遺跡です。石の大きさは7メートルにもなり、その重さは4トンから20トンと、非常に大きくて重い石を垂直に立てているのです。しかも、一部の石には、立っているのと同じくらい巨大な石が門のように組み合わさっているものもあります。

そして、この巨石群はただ、無造作に円形と鳴っているのではありません。実は夏至の日になると、ヒールストーンと呼ばれる石から円の中心を結んだ一直線上に太陽が昇ることが確認されているのです。これは、非常に高度な天文学的な知識がなければ成し得ないことだと言われています。

そして、なによりも驚くべきことは、この巨石を使った遺跡が、紀元前2500年前につくられたということです。日本では縄文時代がはじまり、石器や土器などを使いはじめた時期で、ストーンヘンジがあるイギリスでも主要な文明は確認されていません。

つまり、いまから約4500年前に、誰がどのようにして、このような巨大な構造物をつくりあげたのか、いまだに正確なことはわかっていないのです。

巨石の持つパワー

ストーンヘンジは、宗教的な儀式に使われたのではないかという説があります。石は昔から不思議なパワーがあると思われていました。通常であれば木造で神殿をつくれば、簡単にできますが、石の持つパワーを利用するために、大変な苦労をして巨石を運びストーンヘンジをつくったという説です。

確かに天体の動きに合わせた構造は、太陽や月などのパワーを利用しようと考えたのかもしれません。また、ストーンヘンジの中心部分にある「ブルーストーン」と呼ばれる石もパワーを得る道具かもしれません。ブルーストーンは、当時では考えられないほど精巧に加工されていて、重量が4トンもあるにも関わらず、遥か250キロメートルもの遠方から運ばれてきたのです。明らかにほかの石取は異なる姿は、特別なパワーを持った石であることが窺えます。

地元の住民のなかには、病気が治ったりパワーを貰える神聖な石として、祈りを捧げる人たちもいます。

パワーを頂ける場所は身近にもある

今回はストーンヘンジというイギリスのお話しでしたが、あなたの身近にもパワーを頂ける場所はあります。例えば神社やお寺などです。そのような場所にお参りに行くと、「空気が違う」と感じることはありませんか?

それこそが、その場所があなたにパワーを与えてくれているのです。神社仏閣の他にも、古墳や滝などでもパワーが満ちている場所があります。

しかし、注意が必要なのは、どこに行っても効率よくパワーを頂けるわけではないということです。あなたに合ったパワーを効率的に得るためには、方位占いや霊視をしてもらうのが一番です。ぜひ、相談をしてみてください。