ソウルメイト

ソウルメイトのイメージ

ソウルメイト(soulmate)とは、一般的に「魂の友」と訳され、肉体を超えて文字通り魂で深いつながりを持った者同士のことを指すとされています。ソウルメイトは恋愛の対象者というケースで「運命の相手=ソウルメイト」として用いられることが多く、赤い糸で結ばれた相手がソウルメイトであるとされています。ただスピリチュアルの分野における本来のソウルメイトの意味は、あなた自身の魂を成長あるいは進化させる目的で出会う人、つまり学びを得る相手のことを言います。つまりその点から、ソウルメイトは必ずしも異性である必要がなく、同性であったり年齢差が大きく開いていたりするものなのです。前世などの過去に家族や友達だったという相手もいれば、ライバル同士で常に火花を散らせていたというケースもあります。それらの人と現世で再会し、お互いに影響を与え合う関係がソウルメイトなのです。

ソウルメイトの存在を感じられるか

ソウルメイトに出逢った瞬間、初めて会ったにもかかわらず「どこかで会ったことがある」と直感的に感じることになります。これはお互いに引き寄せられる磁力のようなものが魂に働いているためで、2人が引き寄せられると手に汗がにじんだり、鼓動が高まったりすると言われています。ソウルメイトはお互いをフォローし合い、力を与え合うことのできる関係ですが、中にはライバル的な存在として現れるソウルメイトも存在します。この場合、「カルマメイト」と呼ばれ、前世で因縁の関係だったり常に衝突したり傷付けあったりしていた関係だったりします。それが現世で会ってしまうと、不仲になったり裏切られたりと、良くない影響を及ぼしてくるでしょう。ただ輪廻転生の際に、因縁は解消されているケースが多く、そうそういきなり敵対する関係に陥ることはありません。もしソウルメイトなのに敵対するようでしたら、それは前世の影響と言うよりは現世の経験や人生の悪い影響のせいだと考えられます。

基本的にどのソウルメイトにも当てはまるのは、お互いに何らかの経験をさせ、学びを与えてくれるということです。お互いに刺激し合うことによって、魂自身も成長し、向上していくと考えられています。

ソウルメイトの種類や数

ソウルメイトには、いくつかの種類があると言われています。魂の結びつきの度合いによって分類され、人によってその種類の定義などは異なるようですが、だいたい次のような種類があります。

  • ツインレイ
  • ツインフレーム
  • ツインソウル
  • ツインメイト
  • ライトパーソン
  • ディバインエクスプレッション
  • ディバインコンプリメント

上へいくほど魂の結び付きは強く、下にいくほど関わりが薄くなります。実際にはこの他にもいくつかの種類がありますが、この中でも特に有名なのが「ツインソウル」でしょう。ソウルメイトもツインソウルも似たようなイメージがありますが、根本的なところはまったく異なっています。簡単に説明するとツインソウルは文字通り「双子の魂」で、一般的にひとつの魂が男性と女性とに別れていることで、別々の肉体に転生している確率が高いとされています。稀に同性同士がツインソウルだというケースもあるようですが、いずれにしても元々は同じ魂を共有していた者同士なので、ソウルメイトとは若干意味合いが異なるでしょう。

ソウルメイトの数については、1人ひとり異なっているようです。100人以下のソウルメイトしかいないという人もいれば、500人以上の人とソウルメイトだという人もいます。誰にでもソウルメイトは存在しているもので、出会ったときに気付いていないだけというケースも少なくありません。またソウルメイトは、似たようなエネルギーを放つ者同士が引き寄せられる仕組みのため、魂を進化させたり成長させたりできないと、いつまでも魂の低いソウルメイトとしか出会えないでしょう。ソウルメイトと出会うためには、自分自身の心をコントロールし、受け止める事が大切です。自分と向き合い現状を見極めること、そして視野を広げて周りを見渡すこと、自分を磨くことを怠らないことが、ソウルメイトを探すために絶対に欠かせない条件です。魂同士の繋がりなので、目に見えない部分を磨くことが有効です。このように、過去世でのつながりが現世に反映され、お互いの使命を達成したり、刺激を与え合ったりして魂を向上させる相手がソウルメイトなのです。