オーラ

オーラとはなにか?

オーラのイメージ

オーラとは、人の身体から出されるエネルギーの一種で、誰もが持っている、放出しているものとされています。ただし、一人ひとり発散しているオーラの質は異なっていて、その違いを見ることでその人の心や精神、あるいは魂の状態を知る事ができるのです。
基本的にオーラは【生まれつきのオーラ】と【感情、気分などで変化するオーラ】の2種類があると言われています。それぞれのオーラの違いは、波動やエネルギーを発している場所などが異なっています。一般的に生まれつきのオーラの方が変化するオーラよりもエネルギーが強いとされており、その要因としては人の個性の影響を受け、生まれてから死ぬまでの間、変わることのない強いエネルギーを発しているからだとされています。
また、オーラのカラーは基本的に12色あるとされていますが、実際は霊能者や透視者などによってカラーの種類やそれぞれが持つ意味などで解釈が異なっているのが現状です。代表的なカラーとして挙げられているのは、赤・橙(オレンジ)・黄・緑・青・藍・紫・白の8色で、ある霊能者はこれに金・銀などの特殊なカラーや中間色が加わると言っていたりもします。オーラカラーが同じでもオーラの出方や強さ、層の見え方などがまったく異なっており、簡単に言えば人間の指紋と同じで、誰ひとりとして同じ指紋、同じオーラを持つ人は存在しません。

オーラを変化させる

生まれつきのオーラは一生変えることはできませんが、【感情、気分などで変化するオーラ】は心の豊かさや感情などで変化させることができます。オーラにも善し悪しがあり、悪いオーラは薄暗く見えたり、どんよりと曇ったような見え方をしたりします。反対に良いオーラは輝くような見え方をし、明るくはっきりとした色合いを見せています。
悪いオーラを発散している人でも、前向きな気持ちを持って健康的な生活を送ることによって、良いオーラに変えていくこともできます。オーラは心や身体の状態を表しているため、それらに変化が起こることによって自然にオーラも変わってくるのです。弱ったオーラも身体や心を労わってあげることによって、次第に回復してくるということです。
気持ちを切り替えることが難しい場合は、パワースポットや波動の強い場所などに出掛けると良いと言われています。また、負のオーラを出さないためにも、ネガティブ思考を止め、恨みや陰口なども控えることが必要です。感謝の気持ちを持ち、日々を充実させようとすることで、自然と輝くようなオーラを放てるようになります。

オーラの層について

7層のオーラの図

オーラは基本的に、第1層から第7層までの重なりで成り立っています。それぞれの層には役割や意味があり、感情などによって変化していきます。

第1層【エーテル層】
身体の組織を支えている層です。怪我や傷などが原因となった場合、オーラが乱れやすくなります。また、規則正しい生活をしていない場合、病気の原因になるモノを作り出している層でもあり、流動性の高いオーラと言えます。やる気が起きないとき、実践に移せないときなどは、この層の質が低下していると考えられます。改善のため、体力を付けたり運動をしたりして層を強化する必要があります。
第2層【エモーショナル層】
感情を司る層で、喜びや悲しみ、興奮、怒りなどを確認することができます。前向きな姿勢を持つときには、明るくはっきりとしたオーラが、悲しいときには暗くどんよりとしたオーラが放たれています。ストレスが溜まると、この層が影響を受けてしまいます。身体や心をリフレッシュさせることで、クリアなオーラを放つことができます。
第3層【メンタル層】
精神と深く関係する層で、個人の性質や性格、あるいは人格などとつながりがあります。このオーラが明るくてはっきりしている人ほど、自分の人生に大きな目標を持ち、達成に向けて努力していたり、強い意志を持って行動していたりします。
第4層【アストラル層】
他人とのコミュニケーションにつらなるオーラで、好き・嫌いなどを含めた人間関係、過去や現在の状態などの情報を知ることができる層です。また、人からの影響を受けやすい層でもあり、職場や家庭内、恋人などとコミュニケーションは、すべてこの層で行っていると言われています。第4層のオーラを見れば、人間関係についてや自分自身の雰囲気などを知ることができます。
第5層【エーテルテンプレイト層】
未来の肉体を表す層で、オーラになんらかの変化が表れているからと言って、すぐにそれが現実に反映されることはありません。次第に第1層に働きかけ、肉体や身体能力の向上につながっていくのです。逆にこの層に問題が生じている場合は、近い将来に怪我や生活習慣病などで悩まされる危険性があるとみて問題ないでしょう。警告を発する層、と言えます。
第6層【セレスティアル層】
神聖な感情や、スピチュアルな領域からの影響を受ける層です。霊的・不思議な体験をしたり、想定外の良いことが起こったりと、この層が活発に揺らぎ良い色をしているときは、ワクワクした気持ちを持てるようになります。「何かに守られている」という安心のイメージが持てるのも、この層のおかげです。
第7層【ケセリック層】
第6層以上に神聖な層で、霊能者やスピリチュアリストによっては金色に見えることがあるようです。その人のオーラ全体を守るように、繊細な金色の薄い膜で形成されています。人生が充実しているときは、このオーラに張りがあって、逆に上手くいかないときや未来が不安定なときなどは、オーラに張りがない状態になってしまいます。

第1層から第3層までが、毎日の生活に関連する衣食住や人間関係などの「肉体のオーラ」と呼ばれ、第4層と第5層が愛や相性などと関連する「精神と肉体の架け橋」、第6層と第7層が神聖なものや直感力などと関連する「精神のオーラ」といった具合に、それぞれの層が役割を持って人のオーラは成り立っています。オーラを見ることで、その人の健康状態や心理状態、何が欠けているのか、どんな運命や未来を持っているのかなどを知る事ができます。自分自身を見つめることができ、欠けている部分を補うことによって運気向上につながったり、精神的に安定させたりすることが可能です。自分を高めることや基礎を作り上げていく上で必要な情報を察知するときなどに有効なのがオーラと言えるでしょう。